Since 1876

135年以上の歴史
1876年にメゾン・ランセルを立ち上げたのは、一人の女性でした。彼女の名はアンジェル。非常に頭がよく、ビジョンがあり、そして大胆な性格でした。彼女はパリで最も活気ある地区にできたばかりのオペラ・ガルニエ(オペラ座)の近くにブティックを開きました。最初は喫煙具を取り扱っていましたが、アンジェルはすぐに女性用の装飾品や小物に力を入れ始めることにしたのです。ライフスタイルやファッションは変化していたのです。

ランセルとその
”狂乱の時代”
ランセルは、より女性用の小物や飾り物に力を入れました。初期のハンドバッグはこの頃につくられ、それはクラシックなパースに取って代わるものでした。
ランセルのクリエイティビティは、<狂乱の時代><ローリング20'S>と言われた1920年代に最高潮に達します。1900年の10店舗から1917年の17店舗へと増えていくブティックのウインドウには、デコラティブなテーブルウェアがディスプレイされ、次には置時計やジュエリー、蓄音機、カメラが、そしてこの時代の船の長旅に適したしたラゲージも登場しました。

ランセルとオペラ座のブティック
1927年、ランセルの伝説となるバケットバッグを創造しました。それはランセルが<French Légèreté(フレンチ・レジェルテ)>(=フランス的軽やかさ。真のフレンチスピリットにあふれたシックで少しだけ大胆な女性たちの生き方)と呼ぶ、ブランドのコアなスピリットを表すアイコンであり、それは2006年に「Premier Flirt(プルミエ・フラート)」という名でよみがえったのです。
1929年、メゾン・ランセルはオペラ広場の4層のブティックに移りました。このブティックは今日まで、ランセルのフラッグシップショップとして続いています。母親からランセルを引き継いだアルベールは、ファミリービジネスからラグジュアリーなレザーグッズブランドへと、ランセルを完全に変えたのです。彼には、大胆不敵で想像力に富みイノベイティブ、というランセルの基本となる価値をはぐくむ才能があったのです。
二つの世界大戦の間は、ランセルのクリエイティビティが集約された時でもありました。ランセルはお客様の予想を超える商品を次々に発表しました。「オートマティックライター」「ランセル・アヴィオナ・トランク」「アンブレラ・バッグ」などのその時代にはとても革新的なクリエーションに、新しいものを切望するお客様も大変満足しました。

現代的なラゲージの始まり
有給休暇という制度によって、バケーションも民主化されました。ランセルは最初の”ソフト”なラゲージ「カンガルー」スーツケースを発表、外側のポケットや軽いナイロンキャンバスでつくられているのは、ランセルだけの独特のもので、大変な話題となりました。

Le Dalí
1929年夏、サルバドール・ダリは彼の創造力を掻き立てるミューズとなり妻となるガラに出会いました。二人の愛は桁外れに強烈で、激しいものでした。ダリは二人だけにしか分からない表現、恋のアルファベット「ダリグラム」を彼女に捧げます。
1970年代に、メゾン・ランセルはこの「ダリグラム」に着想を得たバッグ、「ダリ」を製作しました。これはガラに捧げる独創的なコレクションで、同じ方向に向う2つのエネルギーの強い絆を象徴するように、オリジナルバッグの持ち手が自転車のチェーンでできていました。

バケットバッグの再生
1987年、「Elsa(エルザ)」という名前の新たなバケットバッグが登場し、あっという間にランセルのベストセラーの仲間入りをしました。このバッグは今までに多くの女性を魅了し、数百万個のセールスを記録しています。

ランセルの130周年記念
ランセルはブランドの130周年を祝し、そしてレザーグッズに集中することにより、そのポジションを新たにします。フレンチ・シネマのブロンドのミューズ、アリス・タグリオーニと、水泳のオリンピック・チャンピオンロール・マナドゥ。この二人が、ランセルのコアスピリットである<French Légèreté(フレンチ・レジェルテ)>(=フランス的軽やかさ。真のフレンチスピリットにあふれたシックで少しだけ大胆な女性たちの生き方)を具現化するアンバサダーに選びます。ランセルはまた、ブランドアイコンとなる「Premier Flirt(プルミエ・フラート)」をリローンチします。
2008年には、フランスを代表する大女優イザベル・アジャーニが次のアンバサダーとなり、彼女とのコラボレーションで、その名も「Adjani(アジャーニ)」という偉大なバッグが誕生しました。

Brigitte Bardot
そして2010年。BB(ベベ)の愛称で知られる偉大なフランス女優、ブリジット・バルドー。彼女は伝説であり、バッグのストーリーをインスパイアするに十分な存在です。そして誰がランセル以上に、ブリジット・バルドーとのクリエーション、彼女のテイストや人生、その姿かたちを喚起させるバッグのストーリーを語ることができるでしょうか?それは、究極のフェミニニティと”ネイチャー・フレンドリー”の出会い - それは、まさにパイオニア。BB自身が常にそうであり続けるように。

Harcourt アルクール
そして130年以上もの月日が流れ、ランセルは有名なステューディオ・アルクールのレンズを通してその歴史を振り返ります。彼らの素晴らしい才能がポートレートにその人の内面の感情や個性を表現するように、人の顔を見つめるようにヴィンテージバッグを見つめて、ランセルのバッグに秘められたストーリーをポートレートに表現したのです。このアルクールによるオリジナル・ポートレートのギャラリーに表現されたイメージによって、ランセルのブランドのストーリーが語られるのです。


