Le Savoir-Faire Lancel

クラフトマンシップへの情熱

1876年から続く、フランスの革のスペシャリスト

私はフランスで最も重要な職工職人協会 “Compagnon du Devoir du Tour de France”のメンバーです。 知識を完璧なものとするために、私は6年間、様々な土地や会社を放浪しまし、たくさんのことを学びました。他ではできないような訓練や素晴らしい体験をしましたが、現在はランセルに落ち着いています。

あなたとデザイナーの関係は?デザイナーが考え、あなたがつくる?
私はデザイナーの望みを実現するためにここにいます。 彼が描いたドローイングに基づき、ボリュームのある立体モデルをつくらなければなりません。 直感的でもあり、きめ細かな作業でもあり、最後の1ミリが重要です。デザイナーの期待に応えるため、しなやかさ、硬さ、サイズなど、私は数多くの質問をします。形にOKが出たら、ディテール、クラスプ、ポケット、ライニング、マーキングについて話し合います。

最終段階はガバリの製作です。ガバリは専門用語で、それぞれのパーツのテンプレートで、製作に使われます。 ドローイングからプロトタイプを創りだす作業に参加できるのが私の最大の喜びです。完成品を見るとうっとりとします。

感覚という力

Leonello Borghi

私が人生で初めて皮革を扱ったのは、非常に若い頃でした。なめし工場に初めて足を踏み入れたときの、革の匂いと触った感触に圧倒されそうになったことを今でも覚えています。それはとても個人的で官能的な瞬間であり、私を今日のデザインの仕事に導いてくれた出来事でした。

その他に子供の頃からずっと私の心に刻まれている記憶は、イタリアのフィレンツェで育ったことから思い起こされます。 夏空の明るく強烈な色彩、緑の丘、溢れる花の色彩、風景、それらは永遠に自分の一部なのです。私の色に対するこだわりは、この記憶が深く関わっています。

それから私は世界へと旅立ちました。まずパリに向かい、それからニューヨークへ。 私はものを見ることで、プロポーションとラインの大切さを学びました。わずか1ミリ変えることで完璧なシルエットが生まれ、永遠で独特な視覚的瞬間を作り出すことができるのです。